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口蹄疫の感染拡大防止について皆さんにお願いです

今回、このブログを読んでくださっているみなさんにお願いがあります

最近よくニュースで耳にする口蹄疫という家畜の伝染病

この伝染病に頭を抱えている友達がいます

その友達の日記を全文コピーしてここに載せます

ぜひ、みなさんもお読みになって、今どんなに酪農家のみなさんが困り果てているかを感じてくれたら

ありがたいです

この感染症に対して私たちに協力できることは何も難しいことではないんです

どうか、ご協力よろしくお願いします




以下、友達の日記の全文です

   ↓ ↓ ↓ ↓


今日はワンコの話題でも私の話題でもありません

私の友達で、酪農家である方からのお願いを皆さんにも
是非、聞いて頂きたくて。

九州南部宮崎県で発生した、口蹄疫という病気。
今日には東国原知事から非常事態宣言が出されたというニュースを
耳にした方も多くいらっしゃると思います。

口蹄疫はウィルス性の病気だそうです。
この病気は、人には移りませんし、犬にも猫にも移りません。
偶蹄類の動物、つまり、牛さんや豚さん、シカさんや羊さん。
そう言う動物だけが罹る病気だそうです。

そもそも、病気の動物の生産物は食肉にも牛乳にも、
要するに世の中に、出回る事は無いのだそうです。

でも、何かの間違いというか、
潜伏期間で解らなかったと言う状態の
ウィルスが入っている生産物をもし食べちゃったとしても、
人は全く、大丈夫だそうです。
もちろんワンコもニャンコも大丈夫だそうです。

なーんだ。そんなものかとも考えないであげて下さい。

この病気は伝播がとても高いのだそうです。
何がそして恐いかと言うと、生産が無くなると言う事だそうです。

乳牛さんは乳を出せなくなり、肉牛さんは肉を作れなくなり、
豚さんも肉を作れなくなるんです。

それは、生産的な死を意味していています。
家畜の生産的な死は、すなわち農家さんの経済的な死。
だから、恐いのです。
ウィルスという病原菌を通して農家さんが死に直面する。

この病気に関してはワクチンは有効策になれないのだと言う。
病気が発症することは止められても病気の感染自体は止められない。

この病気での有効策はとにかく殺処分を行う事なんだそうです。
それだけが、近隣の農家を感染から守り、
揚げ句にこの国の畜産生産を滅ぼさない、唯一の策なんだそうです。

人の生命維持の為に生きてくれている飼われている動物が、
食べられる事無くただ殺されてしまう。
それは、とても可哀想な事です。
ですが、この病気が蔓延してしまえば国家の畜産が終わるのだそうです。
だから、恐いんです。

イギリスのブレア元首相は自国で発生したときに、
選挙の日にちまで代えて、この病気の対策をした。

有名な逸話があります。

その位この病気は恐いのです。

そして、私の友達からのお願いをどうか、聞いてあげて下さい。

「現在、韓国と中国でも口蹄疫は猛威を振るっています。
折りも悪く、中国では万博をやっています。
中国という国は、豚さんがとても多く飼われています。
食肉の基本は豚さんと言っても過言でない。

口蹄疫ウィルスは空気でも移ってしまう、
人のインフルエンザみたいなウィルスです。

豚の体内に入ると、
牛の体内に入った時より
外界へのウィルスの排泄量が2000倍位増えてしまうんです。
そうして、空気中に撒き散らされてしまう。

そして、人は感染しないけれど、ウィルスの運び屋にはなるんです。

空気から拾ったウィルスが咽喉頭で保持されてしまうんです。
感染性を持ったまま。
その期間は8~10日と聞いています。

お願いです。

どうか、牛たちが放牧されているところには今は一切近寄らないで。
家畜がいるところには近寄らないで下さい。

もっと言うなら、牛舎に勝手に入ってこないで下さい。
勝手に入って来られてしまう事はいつでもものすごく恐いんです。

何故なら、人こそが無意識に運ぶ
口蹄疫に限らず牛たちの病気の媒介者になれるからです。

私たちは、私の家族である牛を
ただ、殺さなくてはならない日を見たくないんです。
毎日のご飯を食べさせてくれてありがとうと良いながら、
最後まで、私は酪農家なので、
牛たちがお肉になって皆様の食生活を潤して売れていく。
それが、最高の彼らにとっての命の終わりだと思っているんです。

無駄に死なせてしまうことは、彼らの生命の上での畜主としての恥です。

宮崎県の発生地区の方々は日々泣いている。
でも、この国の仲間を全滅させたくなくて泣きながら受け入れています。

ご当地に近いところに暮らしていらっしゃる方、
あちらに行かれる方にもお願いがあります。

現地での車両消毒にどうか、応じて下さい。
どうか、全ての車両が応じてくれますように。

薬剤に腐食性が少ないものを使っているとはいえ、
車を大事になさってる方には抵抗があるかも知れません。

けれど、それが、この国の畜産の存続をも左右するんです。

消毒したくないなら、用が無ければ行ってくれるなとまで思います。

牛が居なくなれば、私たちも経済的に死んでしまいます。
それより何より、私の可愛い牛たちを守るためには、
皆様の理解と協力が必要なんです。

どうか、理解と協力をお願いしたいします。」

そこで、私からもお願いです。

とにかく、今は、畜産農家さんに絶対近寄らないであげて下さい。
車両の消毒には応じてあげて下さい。

腐食がいやなら後で洗車すれば良いじゃないですか!
それが面倒くさいなら用も無いのに行かなければいいじゃあ無いですか!

東国原知事は非常事態を出しているんです。

皆様、よろしくお願いします。

彼らと、食物連鎖の中での私たちに対しての、
ありがたく、今日も美味しく食べさせて頂きました、
と言う、死で無い状態で、
この国を守るために死なされていくしかない農家と動物の慟哭。
ただ、死ぬしかない可哀想な家畜とただ、それを見ているしかない
可哀想な農家を皆様の行動で救ってあげて下さい。



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